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足りない頭で考えてみた~吃音持ちの意識低い系ブログ~

もはや便所の落書きレベル。意識低い系(笑)の代表格。足りない頭で必死に考えた色々な事を書いてます。

吃音治療に必ず含まれる腹式呼吸の習得は本当に必要か?絶対いらねーだろ。

吃音を治したい、どもりを良くしたいと思って検索すると、様々な情報商材や吃音治療サイトが出てきます。

そして、必ずと言っていいほど、腹式呼吸を習得することを勧めています。

 

 

吃音治療に腹式呼吸は必要なのでしょうか?

 

 

僕個人の考えでは、腹式呼吸は必要ないと思っています。

 

だって普通の人が普段喋るときに、イチイチ腹式呼吸で発声しているか? 

なんて考えないでしょ?


効果があるか無いかイマイチ分かりにくい腹式呼吸
そして苦行のような練習の末に習得する腹式呼吸

 

この腹式呼吸を習得するという考えが、吃音者に多大な苦痛を与えていると思います。

 

 そもそも、なんでどこのサイトも腹式呼吸を勧めるのでしょうか?

発声に効果があるから? 緊張を緩和するから?

 

実際に吃音で悩んで、改善に取り組んだ経験がある人なら分かると思いますが、腹式呼吸を習得したからといって、吃音が軽減することも改善することもありません。

呼吸法はあくまで呼吸法であって、吃音とは関係ないです。

 

よくある説明に、「吃音者は呼吸が浅くなって胸式呼吸になっています」というのがあります。

ここで考えてほしいのは、じゃあ非吃音者はみんな喋るときは腹式呼吸なのか? ということです。

 

腹式呼吸じゃないでしょ?

浅い呼吸でも喋ってるでしょ?

 

確かにどもりが出てるときは呼吸が浅くなる。難発や連発で声を出そうともがいてるときは、息が上がって呼吸も浅く心臓の脈も速くなる。

その時に腹式呼吸すれば解決するか?って話し。んなわけない。

 

あくまで呼吸が浅くなっているのは、難発で一時的に呼吸も止まってもがいているから。もしくは連発で息が長く出続けるから。

胸式呼吸だからとか腹式呼吸だからっていうのは関係ない。

 

 

緊張状態を緩和するため、リラックス状態にするために腹式呼吸をするというのはどうでしょうか?

緊張するからどもる、という考え方。だから緊張状態をほぐす為に腹式呼吸をするという方法。

 

僕の持論ですが
「緊張状態と吃音は互いに補完しあうが、主たる関係ではない」
という風に考えています。

つまり、緊張していようがいまいがどもることがあるから、緊張は吃音の症状に直接的な関係はない。しかし緊張状態ではどもりが強く出ることがあるから、緊張は吃音症状の強弱に間接的に関係している程度。

ということです。

 

そのことを前提にすれば、吃音の治療法として腹式呼吸を勧めるというのは全く解決策になっていません。

ただでさえ吃音の治療は辛いものがあります。本当に治るのか、効果が出るのか分からないうえに、何年も治療法を探し続けて疲弊してる人が多くいます。

そんな悩みに悩んでいる人たちに、吃音は治ります! と言って、まずは腹式呼吸をマスターしましょう、というのは、あまりにヒドイ。

 

本当に吃音の治療法を提示している人たちが吃音経験者で且つ克服したというのなら、まずは腹式呼吸のマスターから、なんてことにはならないんじゃないでしょうか。

 

この歳(27歳)になってくると、だんだんと吃音との付き合い方や上手い具合に消化する方法が分かってきて思春期ほど悩むことも少なくなってきました。
しかし今現在死ぬほど悩んでいる中学生や高校生、就活を控えている大学生などに、意味のない治療法を提示していることが、どれだけ彼らを苦しめていることでしょうか。

 

吃音で死にたいくらいに悩んでいては、最後の希望を探すべく日夜吃音について検索を繰り返す。

 

そこで見つけた最後の希望が高額商材のクソ情報だったら、彼らは救われないよ。

 

 

吃音治療の商材売ってる人たちはさっさと腹式呼吸の章を削るべきだね。